「電線共同溝(C・C・BOX)」とは、電力線や通信(電話)線などの電線類をまとめて地下に収容するための共同施設です。
街の無電柱化に貢献するとともに、光ファイバーも収容することで、高度情報化社会の早期実現にも大いに寄与しています。
電線共同溝の利用により、安全で快適な通行空間の確保、都市景観の向上、都市災害の防止、情報通信ネットワークの信頼性の向上等が実現しています。
電線共同溝を整備するには、様々な手続きや工事を経る必要があります。弊社では長年蓄えた「地中線埋設工事」のノウハウを基に、電線共同溝工事においても品質・安全ともに優れた技術で対応、数多くのクライアント様から信用・信頼をいただいています。
電柱や電線がなくなる事で、街全体が明るくなり景観が向上します。
広く高い青空が姿を現わし、一層映えるようになった街路樹の緑が住民の目を楽しませます。
そして、より快適で美しくなった街は、地域の活性化を大いに促進するのです。
道幅を狭めていた電柱が道路から姿を消す事で、一般歩行者だけでなくベビーカーや車椅子で通行される方も、より快適に歩道を利用できるようになります。
歩道のバリアフリー化も容易になります。
また電線類の地中化は道路の見通しの良さにもつながります。
道路標識や信号機の視認性アップは、確実に事故減に直結します。
地震や台風により電柱が倒壊したり電線が切れたりする被害は、緊急車両の出動の妨げとなり、消防、救急活動の大変な支障となる恐れがあります。
電柱、電線を地中化する事でこのような心配はなくなり、緊急車両の活動力は格段に向上します。
また共同電線溝を使用する事で耐久性も格段に増加、ライフラインの強化安定にもつながっています。